結婚式は人生の晴れ舞台、そんなせっかくの結婚式は、やはり晴れの日に行いたいものですね。
とは言っても、天候は文字通り「天のみぞ知る」もの。なかなか思い通りになるものではありません。
そこで、統計データから可能な限り、“雨が降りづらい時期” を見つけて、結婚式のスケジュールを組んでみるのはいかがでしょうか。
関西圏を中心に、“雨が降りづらい時期” について調べてみました。
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雨が降りづらい時期は地域によって異なっています。
冬の時期の日本海側と太平洋側での天候の違いは有名ですね。
そのため、結婚式を挙げる地域で雨が降りづらい時期を調べる必要があります。
気象庁でデータを公開しているので、統計的に雨が降らない時期を調べ、結婚式のスケジュールを組むこともできます。
今回は気象庁のデータベース、中でも大阪管区気象台のデータから、
関西圏を中心に1年で最も雨が降らない時期・日付をピックアップしてみました。
ただし、これはあくまでも過去30年間(1991年〜2020年)の統計情報によるもの。
確実にこの日は晴天!というわけではありませんが、ぜひ参考にしてみてください。
大阪府における、1年で最も雨が降らない日付としては、以下の4日が挙げられます。
● 1月2日
● 1月5日
● 11月4日
● 11月16日
過去30年間における上記日付の雨の出現率はなんと3.3%!晴の出現率も76.7%〜90.0%と大変高い値になっています。
このように大阪府は1月・11月の雨の出現率が少ない傾向にあります。つまり、この時期は比較的雨が降らない傾向にある、と言えます。
京都府における、1年で最も雨が降らない日付としては、以下の3日が挙げられます。
● 1月2日(雨出現率:過去30年0%)
● 1月5日(雨出現率:3.3%)
● 11月4日(雨出現率:3.4%)
この中でも特に、1月2日は過去30年間で雨の出現率が0%という数字になっています!
過去30年間雨が降っていない日があると言われると、なんだか信じられない気持ちにもなりますが、統計データはそれが本当であることを示しています。
ただし、京都府と一口にいっても、舞鶴などのある日本海側と京都市をはじめとする内陸側では、天気の傾向も異なってきますので、気をつけましょう。
兵庫県における、1年で最も雨が降らない日付としては、以下の6日が挙げられます。
● 1月2日(雨出現率:3.3%)
● 1月5日(雨出現率:過去30年0%)
● 8月1日(雨出現率:3.4%)
● 11月4日(雨出現率:3.4%)
● 11月16日(雨出現率:3.4%)
● 12月24日(雨出現率:3.4%)
京都府同様、過去30年間で雨の出現率が0%の日(1月5日)がありますね。
また、雨の出現率が5%未満の日が、関西圏では一番多いのが兵庫県の特徴と言えます。
ただし、兵庫県も京都府と同様、豊岡などのある日本海側と、神戸市をはじめとする大阪湾・瀬戸内海沿岸側では、
天気の傾向も異なってきますので、気をつけましょう。
滋賀県における、1年で最も雨が降らない日付としては、以下の1日が挙げられます。
● 11月4日(雨出現率:3.4%)
滋賀県は、雨の出現率が3%台なのはこの1日だけです(次点は6%台)。関西圏の他の地域より雨が降りやすい印象を受けます。
奈良県における、1年で最も雨が降らない日付としては、以下の2日が挙げられます。
● 1/2(雨出現率:3.3%)
● 1/3(雨出現率:3.3%)
奈良県は、雨の出現率が3%台なのはこの2日間だけです(次点は6%台)。滋賀県同様、関西圏の他の地域より雨が降りやすい印象ですね。
今回は結婚式を文字通り「晴れの日」としていただくため、1年でもっとも雨が降らない日について関西圏を中心にご紹介してきました。
そして、気象庁の統計情報を元に調べてみると、上記のように雨の降りづらい時期がエリアごとにあることがわかりました。
とはいえ昨今、夏のゲリラ豪雨などのような突然の天候変化により、雨になることもありますので、あくまで参考レベルで考えてください。
そのような点を踏まえ、スケジュールのご参考になりましたら幸いです。