【結　納】顔合せと結納の違いとは？予算や当日の流れなど比較してご紹介 | ブライダルマガジン | 【公式】阪急ウェディング ブライダルサロン | 関西/大阪で人気の高級ホテル・おしゃれゲストハウス 結婚式場探し

結論から言ってしまうと、お顔合せはご両家の親睦を深める目的で行われるものであるもので、ご結納はご両家を結びつける正式な婚約のための「儀式」という性格があります。

具体的な違いについては下記の表にまとめました。

本来はお顔合わせを経てご結納という流れですが、最近はどちらか一方のみにするケースも。

まず比較的ライトな「お顔合せ」について解説していきます。

お顔合せはどちらかと言うと食事会のようなイメージで、ご結納のような儀礼・儀式的なイメージのものではありません。

一般的にはご結納の前に行われることがほとんどで、この食事会の際に今後のイベントであるご結納や結婚式などに関して、ご両家のすり合わせや打ち合わせの調整を行う場、という性格もあります。

このタイミングでご結納、結婚式のスタイルや段取りについて具体的なイメージや考え、その他結婚後の生活スタイルについて両家に話しておくと好印象＆後々の流れが両家ともイメージできて安心ですね。

ご結納とは婚約を確定させる伝統的儀式

お顔合せに対してご結納はもう少し、儀式的な意味合いの強いもの。

古くは仁徳天皇の時代にルーツを見ることができ、ご結納に際しては定められた伝統的な式次第のもと、結ばれるご両家の間でお祝いの品を交換するなどの流れがあります。

ちなみに…ご結納は伝統的な儀式や礼儀作法に沿って仲人がご両家を行き来します。そこで受書や結納品の受け渡しを行うなど様々な所作が必要です。

その他、ご結納は地域によって作法や流れが異なるケースも！

一般的にはウェディングプランナーの他、地域に長くお住まいの年長者から作法や流れを教えてもらうと◎。

さらに最近は略式のご結納も！

こちらについてはホテルなどの場でご結納を行うイメージです。略式結納については仲人を必要としないケースもあるなど、先程ご紹介したご結納よりもいくらか儀式や内容が簡略化されています。

ご結納とお顔合せを当日の流れで比較してみます。

まずはご結納。

ご結納の当日の流れとしては先述のとおり地域差があるため、ここでは一般的なご結納の流れを解説いたします。

ご結納の当日は会場で結納品を並べます。

その後、ご両家の着席を持って新郎の父親から挨拶または口上を述べ、ご結納が始まります。ここから結納品の受け渡しと新婦側親族の受け取り口上などの儀式があり、最後にはそのまま会食へ移るのが一般的です。

これに対して顔合せは比較的和やかな雰囲気で行えるものです。

具体的な流れとしては当日食事会の会場などへ集まったタイミングで始まりの挨拶があり、そこからお互いの家族紹介や会談・会食などを行うのがメインの流れとなります。

なおこの席で婚姻届の証人欄の記入をしてもらうケースや、記念品の交換など行うケースもあります。

そして大事なのはお互いの「呼び方」。

結婚の挨拶の場面同様、お互いのことは名前で「〇〇さん」と呼び、相手のご家族も「〇〇さんのお父さん」「〇〇さんのお母さん」などと婚約者の名前を入れておくのが無難。